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顎口腔機能診断施設 自立支援指定医療機関

見えない、見えにくい矯正装置の種類

更新日:2月5日

矯正治療に関して、金属色の矯正器具が目立つことが気になる方がいらっしゃいます。そういう患者の心理に対して、透明な素材や、歯と同じ色の材料を使ってその不安を軽減する矯正装置があるのでいくつか紹介します。


 


見えにくいブラケット装置

この装置は歯の表側に付きますが、できるだけ歯と同じ色の装置を使うため、従来の金属のものとは全く違ったすっきりとしたお口で治療を受けることができます。当院では、金属の見える装置を付けることはありません。

歯の表面にセラミック等の白い素材で出来たきた小さな装置(ブラケット)を歯科用ボンドで接着することで比較的目立ちにくい状態でワイヤー矯正ができます。金属アレルギーを起こしにくい利点もあります

 




見えにくい、マウスピース型矯正装置

マウスピース型矯正装置は取り外しのできる透明なマウスピースを2週間に一回、新しいものに交換していくことにより、矯正治療を進めていきます、食事の時、歯磨きの時に外して過ごせるのが最大の利点です





ほぼ見えない、舌側矯正装置

見えない矯正装置とは、歯の裏側に矯正装置を付けて治すものです。(舌側矯正治療)これは、前からはあまり見えません。矯正装置が見えることに抵抗がある方におすすめします。しかし、歯の裏側に装置が付くため歯の表側の装置より、しゃべりずらいことや食べずらいなどの違和感があります。



 

その他にもいろんな装置があります。





就寝時に使う床矯正装置

就寝時のみ使用する取り外し式の床矯正装置(しょうきょうせいそうち)です。かみ合わせの種類によっていろいろなタイプがあります。写真は真ん中に調節用のスクリューがついてるタイプで定期的にネジを回して使用します。痛みも少なく昼間の生活に影響がないのが利点ですが、ご自身で装着しないと効果が出ない欠点もあります





固定式矯正装置

リング状の金属(バンド)にバネのワイヤーを溶接した装置で、奥歯に接着固定して使用します。小児の部分的な歯の移動に使用します、取り外しは出来ませんが歯の内側に沿っていて、前からはあまり見えず、装置の周りも丁寧に歯磨きすれば虫歯の心配もありません





寝る時につける小児用マウスピース

成長期の小児に適したマウスピースで就寝時に使用することで、上下の咬み合わせや歯列を整え、良くない癖を排除することで顎の成長期を助ける目的で使用します。柔らかいシリコン素材なので、痛みなく使用できるメリットもあります





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